本
小林賢太郎戯曲集椿鯨雀 (幻冬舎文庫 こ 20-2)
小林賢太郎戯曲集椿鯨雀 (幻冬舎文庫 こ 20-2)小林 賢太郎
文庫化は驚き
読みやすいです。一般的に戯曲は登場人物が誰なのかが判りにくくて、この台詞言ってんの誰だっけ?
ト、なりがちなのですが、ラーメンズは二人。二人芝居(コント)なので、しかも、そのまま、小林、片桐って
台詞がうってあるので、読みやすいし、想像しやすい。劇場には行けなかったけど、これを読めば、劇場の雰囲気が
味わう事が出来ます。
小林賢太郎戯曲集椿鯨雀 (幻冬舎文庫 こ 20-2)
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ファウスト〈第2部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
ファウスト〈第2部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)ヨハーン・ヴォルフガング ゲーテ
迷路だらけの宝島
ファウストとメフィストの賭けは続く。といっても、舞台も時代も転々と移り、果ては神話の世界にまで至るから、筋を追うだけでは辛い上に勿体無い。
かつてゲーテが宮廷の要職を放り出してイタリア旅行に出てしまったように、筋は投げ出して、しばし古代のエーゲ海で、豪華キャストによるきらびやかな舞台を楽しまれたい。
中盤を楽しむほど、終盤の「灰色の女」と契約の「時」は際立つ。
さて、虚構を常識で裁くのは野暮だが、第一部で直接1人、間接的に2人を殺し、第二部でも・・・。となれば、最終的な志の如何にかかわらず、地獄行きだろう。賭けは当然、メフィストの勝ち、か?
池内訳の結末は、死を間近にした一老人ゲーテの願望の投影かもしれない、と読者に思わせる。ファウストは人格者というより普通の人だ。訳語、訳文と最小限に絞られた注、という目立たない方法で、新たに大胆な解釈を加えたように私には見えた。
迷路だらけの宝島が、多くの研究者を惹きつけ、研究書で図書館が建つ。そういう豊かな作品である。
ファウスト〈第2部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
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これが私の優しさです―谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)
これが私の優しさです―谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)谷川 俊太郎
やさしいか?本当に・・優しいか?
優しさって何でしょうか?言葉の優しさって何でしょう?柔らかい声でしょうか?甘い囁きでしょうか?温かい真実の心でしょうか?そして男の子の優しさって何だろう?谷川俊太郎って本当に男の子です。いつも男の子でいよう。男の子なんだ。そうだ!僕は男の子で一生終わってやる!そんな決意をした詩人です。
男の子には辛い悲しい事が一杯ある。それを詩にして笑ってやる。泣いても涙なんか流さない。悔しくても、苦しくても、ひとりぼっちでもゼッタイ男の子は負けないんだ。「宇宙はどんどん膨らんでゆく。それ故みんなは不安である。二十億光年の孤独に、僕は思わずくしゃみをした。」
我男の子故に我あり。男の子はくしゃみをする孤独である。谷川俊太郎の無垢で光輝く新鮮な言葉と背筋が凍るような純粋さが、この詩集をただの文庫本から空に羽ばたく白い鳩のように高く、海を旅する白い帆を風に靡かせた一人乗りのヨットのように遠く漕ぎ出し、あなたの心に深く静かに、そして鮮やかな記憶と映像を残してくれます。
・∀・)ふんふん
「これが私の優しさです」
・・・・タイトルがいい。
この一節だけで谷川の詩の世界が体感できる。
「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」もおすすめ。
詩の世界への入口
詩の素人の自分が初めて手にした本でした。休暇を取って、山奥の温泉に行った時に読みました。なにもない自然の中での時間を至福なものにしてくれました。
これが私の優しさです―谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)
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わたしがあなたを選びました
わたしがあなたを選びました植野 ゆかり
プレゼントする時はよく考えてから
リビューがとても好評価だったので購入しましたが、私自身は、この文のタッチと内容に違和感を感じ、一度目を通したきり、二度とページを開くことはありませんでした。
妊娠中の辛い時や、思いがけない妊娠をされた方には励ましになることもあるとは思いますが、流産するか死産するか可能性がゼロではない妊婦に、この内容の本を勧めるのはリスクがあります。
全ての人に感動を与える、というタイプの本ではないと思いますので、プレゼントされる場合はよく状況を把握した上で選ばれるといいと思います。
合うヒトと合わないヒトがあると思います
妊娠中の多感な状態だからか、ウルッとくる場面があります。
が、流産経験のある方にはつらい部分が多いストーリーです。
そのときは地上での生活や夫婦関係に不安があったから、生まれて来てくれなかったの…?って自問してしまうことでしょう。そんなことはないはずなのに。
内容にクセがあるので、本屋さんなどで一読してからの購入をオススメします。
薄い本なのでさらっと読めますし。
偶然の妊娠に戸惑っている方にはぴったりの本だと思います。
前述のような境遇、不妊治療の上に妊娠したような人にとっては素直に感動ばかりはできない内容だったのがちょっと残念ではありました。
ありがとう
いつも子どもに、かっとなって自分の感情だけで怒ってしまったり、いらいらしてしまったりしていることを、反省させられました。
そして、夫婦の関係も見直すきっかけになるかもしれません。
妊娠中はもちろん、どんな状況でもお勧めできる本だと思います。
もちろん、取り方に寄っては、傷付いたりすることもあるかもしれませんが、「すべての子どもには、愛される権利がある」ということは、すごくいいメッセージだと思います。
夫婦で読むのがおすすめです。
わたしがあなたを選びました
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ハムレット (新潮文庫)
ハムレット (新潮文庫)福田 恒存
一振りの香水の香りが あたりを漂う
高校時代の一夏に演劇をやった事がある。文化祭の一環に演劇コンクールというものがあり それの練習で夏休みを費やしたわけだ。僕の行っていた高校はかような行事が大変盛んで 授業より行事で存在感のある人が尊敬されていた。
そんな夏に 演劇コンクールのために 新潮文庫でまとめてシェイクスピアを読んだ。何か役に立つと 15歳の僕が考えたのだろう。
今考えると 15歳にシェイクスピアはちょっと荷が重かったと思う。口ではシェイクスピアが描き出した「人間の苦悩」というような話をしていたが 所詮たいした苦悩などしてきていない高校生の生意気だけであった。それはそれで青春時代のエピソードとして 今でも僕のどこかに残っている。
シェイクスピアというと まずは本作ということになると思う。ハムレットは読んだことがなくてもハムレットという名前は皆が知っている。「ハムレットの心境」とは今でも良く使われるではないか。
「To be , or Not to be. That is the question」という言葉は 映画「荒野の決闘」でドクホリディが朗読した場面での有名だ。
そうして それがシェイクスピアの凄みである。シェイクスピアの一つのセリフが出てきた瞬間に その映画、その舞台、その場面が がらりと雰囲気が変る様は良く見られる。俗な言い方をすると一瞬にして香気がただようとでも表現すれば良いかと思う。その雰囲気は 一振りの香水にも似ている。
「To be , or Not to be. That is the question」。そう それは誰にとっても 何時になっても問題なのだ。
クレメンタイン=オフィーリア、チワワ=ガートルード
ジョン・フォードの『荒野の決闘(いとしのクレメンタイン)』という映画を見ると、フォード監督は清純派よりもチワワのような「魔性の女」タイプのほうが好きなのでは?と思ってしまう。ただ、西部劇を見に来るような客というのは逆の嗜好である可能性が高い。その辺のジレンマがあの映画に出てたような気がする。ラストに「クレメンタインという”名前”は好きです」という台詞があるのは一種の皮肉かと思った。
『ハムレット』を読んで同じようなことを感じた。
シェイクスピアの作品。
シェイクスピアの作品はテーマが3つに分けられるそうだ。
それは、命、女、金(かね)。それぞれの意味は、何のために生きるか?という事で、
「命」は自分自身のために生きること。
「女」は他人(家族・恋人を含む)のために生きること。
「金」は地位や名誉・・人間以外の物品などを手にするために生きることである。
例えばこのハムレットは「命」に属する作品で、「女」はロミオとジュリエット、「金」はジュリアスシーザー、リチャード3世、マクベスなどが代表的な作品。
ハムレットの中にも「女」「金」の要素は存在するが、主人公ハムレットはそんなものには目もくれず、自分自身の宿命を背負って死ぬ。シェイクスピアの哲学は現代にも生きている。
ハムレット (新潮文庫)
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ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)ヨハーン・ヴォルフガング ゲーテ
読みやすさ抜群、だがもう一歩奥を!
鴎外の名訳があるというので、高校生時代にファウストに初挑戦したが、なにが面白いのかわからなかった。先生に話すと、受験とは関係ないなと言われた。大学生時代だったかに相良訳のファウストが岩波文庫で出たというので読んだ。内容を掘り下げるのに苦労した。自分でも読み方が不十分と思ったし、ゲーテに対する一般的評価とは違いすぎるなと思った。その後、中央公論から手塚訳(手塚富雄訳のことで、池内訳2巻の末尾に出ている手塚治虫の漫画とは別物)が出た。これは面白かった。たしかにファウストは(そういわれるからかもしれないが)、特に第2部が奥が深いなと思った。そして、別の契機から「新訳」というのに興味がわいて、池内訳を読んだ。今までのものとの違いに驚いた。わかりやすさは格段上だ。ただし、この訳を最初に読んだとすると、ゲーテの深みが出ない感じもする。一語一語を理解するのに考えながら読んだ過去のファウストに比較すると、池内訳は「斜め読み」さえ可能である。これは、過去とは違って、時間にゆとりも出来て、ゲーテの「イタリア紀行」を携えながらナポリからパレルモへ船で渡ったり、ヴェネチアを楽しんだり、ギリシャ神話の母国やトロイ遺跡へ行ったりした後で読んだから、よけいにわかりやすかったのかもしれない。ちなみに、シチリア島のパレルモを歩くと、ゲーテの時代を感じることが出来るから面白いものだ。この池内訳は、活字離れの進む今の若者にはいいだろう。ファウストの粗筋を知って、手塚訳か相良訳に挑戦してもらうとよけいにいいと思う。特に、全てを「金銭」で判断したり、片づけようとしている今の日本の社会を見ると、多くの人(若者も高級官僚も政治家も)にファウストを読んで、考えて欲しい(特に第2部)。なお、池内訳では解説が素晴らしい。挿絵は断然、文庫ではない手塚訳のものだ。★4の理由は、新しさ(読みやすさ)と豊富な内容の解説への高い評価に、これだけではゲーテを理解するには不十分であることと挿絵のまずさのマイナス点を加えたものである。
積ん読だったけど、読み終わった。読んでみるべきです。
“ファウスト”積ん読の一冊だったのに、読んでしまった。
池内訳の散文は一気に読めたし、山本容子の銅版画のイラストもぴったりだと思った。
前半は、戯曲という形式と、神や悪魔などを受け入れるのにちょっと戸惑ったが、霊液で若返り、マルガレーテにいいより思いを遂げるファウスト。そのためにマルガレーテは、ファウストに兄を殺害され、母は死に、妊娠。産まれた赤子を殺し、獄に繋がれる。彼女に救いはあるのだろうか。最後の場面には、感動した。
読むきっかけとなったのは、北村薫「スキップ」のなかに「時よ、とまれ、おまえは美しい」の「ファウスト」の詩句を読んだことにある。
古典とは、さまざまなものに影響を与えているのだ。人間は何時の時代も変わらない。読み返すほどに奥が深いと思う。
今までに無い素晴らしい訳本
ファウストと言えば、相良守峯先生の名著と思われている方にも是非ご一読をお薦めしたい。
深くを追求するには、あまりにも困難きわまるゲーテであるが、このような訳が可能であるのかと、驚きながら一気に読みきってしまった。
本来の文章を追う訳本である場合、言語差による面白みの欠如からどうしてもストレスを感じてしまうのだが、異国への憧れ、人の本質、著者の伝えたいイメージがぐぐっと押し寄せてくる感じ。
ゲーテは難しいと苦手意識のある方にも安心して薦められる。少しの西洋史か神話の知識があれば、青少年にも楽しめる内容であると思う。
個人的に、挿絵のイメージが異なり星4つとさせて頂いた。
ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
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落ちこぼれ
『用法の注意』をよく読んで4年ほど前のこと、ある街に転勤した。
同じ会社だが…文化がちがった。戸惑った。あせった。
勇退した入社当時の上司から「なるようにしかならないよ」という言葉。
落ち着きを取り戻したころ送ってくれた…「自分の感受性くらい」。
「駄目なことの一切を時代のせいにするな、わずかに光る尊厳の放棄」
の一節が…沁みた。
そんな時代を思い出しました。
『汲む』、『落ちこぼれ』、『椅りかからずに』といった作品に加えて、『廃屋』、
『この失敗にもかかわらず』も深いです。厳選された茨木さんに触れることが
できます。
【用法の注意】
茨木さんの詩…自分や誰かに、『状況』を選んで送ってあげてください。
・自分に対する厳しさに、圧倒されることがあります。
・生き方の潔さに、凹むこともあります。
完全にKOされましたテレビで
「わたしが一番きれいだったとき」の詩を知り、感動して
すぐに詩集を探した。
落ちこぼれというタイトルが気になってこの書を選び、
「落ちこぼれ 和菓子の名につけたいようなやさしさ」
で、著者の感性の深みにはまり、
「自分の感受性くらい」
で、完全にやられた。
読み続けて、語り続けたい、詩集。
選者のセンスも、イラストもいい。落ちこぼれ―茨木のり子詩集 (詩と歩こう)
人はその場にいない人の話をする
人はその場にいない人の話をする。恩田陸初戯曲「猫と針」の台本書籍版。
演劇とはいえ、派手な仕掛けはなく、淡々と会話だけで進む。
著者お得意の心理サスペンスの会話劇。
劇を行ったキャラメルボックスで先行して書籍が発売されたが、
内容の違いはなく、表紙があちらは役者の方という違いのみ。
普段台本をベースにした書籍をあまり読まないためか、話す人物の上に名前が書かれているという表記や、モノローグや説明文がないというのも違和感を覚えたが、
実際に劇場で見ていたことを思い浮かべて楽しく読めた。
…一方で劇を見ていない方にはどう映るのだろうと感じた。
DVDも発売されているが、7500円と中々高額で、演劇物はなかなかレンタルにならないからなあ。。。
読みながら、非常に「チョコレートコスモス」の中の劇中劇を思い浮かべる。続く「中庭の出来事」から連綿と連なる、演劇や戯曲への思いを感じられる一冊。
書き下ろしの、前日談から後日談を追った著者独白の「『猫と針』日記」も魅力的。
また、舞台が葬式帰りということで、「朝日のようにさわやかに」に収録されている短編「楽園をおわれて」を思い浮かべた。
こちらの話の方がよりミステリに近く、不穏な雰囲気を感じる。
すでに亡くなった人の話をする、そこに居ない話をするという点、さらに得意のオープンエンドという共通点も多いことから、未読の方はゼヒ御一読を!
「懺悔ってすっきりするもんだな。今、すごくすっきりした。秘密を墓場まで持っていける人間って、本当に偉大だわ。俺にはできない。推理小説でも、二時間ドラマでも、死に際とか、日本海の崖っぷちで告白しちまうわけがよく分かった。」本文76ページより猫と針
犬との10の約束
犬を愛するすべての人のために落合恵子さんと犬が大好きなので(並べて書くのは失礼かもしれませんが)
本を手に取ったのですが、それと同時に最近の新聞で、役場で処分される犬たちの
ことを読んで(以前から聞いていた話ではありましたが)同じ犬でも
家族同様に愛される子もいれば、モノのように始末されてしまう子もいることに
とても心が痛みました。そしてそれに対して何もできない(しようとしない)自分も
嫌になりました。
犬との約束・・本当は犬のためを思うだけでなく、人間が自分に大切なことを教えるための
約束なのかもしれない・・そんなふうにも思いました。
この本を読んで(鑑賞して)、私はまだ自分に問いかけています
私はどうしたらいいんだろう?って・・
まとまらないレビューでごめんなさい
人間と動物別の犬の十戒(日本語訳)を読んだ後に購入致しました。虹の橋は最初に読んだ時、ペットロスで苦しむ方が同じ様にペットロスで病んでいる方々の心を癒す為に書かれた”人間の為”のお話しだと思いました。しかしこの本の内容を何度も思い出していると、心が少し救われた様な気持ちになると同時にさらに動物達への愛しさが込み上げてきました。犬の十戒には動物達のほんの少しの願いや伝えたい気持ち、そして人間と同じ様に嬉しい・寂しい・悲しいといった純粋な想いが文章となって描かれています。それは日常の中でのほんの些細な事・何でもない当たりまえの事なのに…居なくなってから気付いてもどうしようもなく、何もしてあげられないのです。。動物と暮らす全ての方々に是非読んで頂きたいと思います。
犬の十戒&虹の橋サイトで有名になった『犬の十戒』の英訳本です。内容は犬から飼い主への『十個のお願い』で、4冊を読み比べてみました。言葉のセンスに多少の違いはありますが、基本的に内容は同じです、ただこの本には『虹の橋』の英訳も書かれてあるので、一番のお薦めです。内容についてですが、10個のお願いは、ごく当たり前のことです。犬の老後、最期を看取った経験がある自分には当たり前すぎる『お願い』なので、『犬の十戒』を読んで『泣けた』という意見が多いのには驚きました。むしろ『虹の橋』の方が号泣しました。当たり前のことなのに改めて言われないと考えてもみないこと・・・なのかも知れませんね。犬を初めて飼っているという方は是非一度読まれてみて下さい。そして愛犬と約束してあげて下さい。犬にとっては飼われている家が全てなんです。飼い主だけが頼りなんですから。犬達の為にも、皆さんに読んでもらいたい。この十個のお願いを守るべく自覚を持って欲しいのです。言葉を話せない犬達の為に・・・。犬との10の約束
ヴィヴィアン 長財布
アナスイ 長財布
MIUMIU 長財布
詩のこころを読む
ずっと手元に置いておきたい本ですジュニア用に出版された本ではありますが、詩についてかなり深く
書かれており、内容はとても充実しています。
最初から丁寧に読まずとも、何気なくパラっと開いたページの詩を読んでも、
心に残る詩がとても多く、本のレベルの高さがわかりますね。
茨木さんの解説は読みやすく、ジュニアの方々にも理解しやすいでしょう。
平易に分かりやすく書く、というのは簡単そうで実は難しいことなのです。
茨木さんの愛情を感じる文章です。
私は個人的に、詩と呼べる詩が最近少なくなったように思っていました。
でも、この本の中には本当の詩があります。
読んでいるうちに、眠っていた詩心が揺り動かされるような感覚を
覚えました。
すばらしいのだと思います。アマゾンの書評を読んで、購入しました。しばらく本棚にありましたが、たしかに一気に読む本ではありません。思い出したときにぱらぱらと詩をめくりゆっくり味わう時間(習慣)?がありませんでした。もしかしたら私がまだ人生経験が浅いか、感性が発達していないのかもしれません。老後などにじっくり読んだらきっと感動できるかもしれません。ただ、ジュニア文庫だからといって、簡単な内容ではないことは確かですし、内容のレベルが高いことも確かです。日本人の詩に興味がある方には、ぜひお勧めします。
詩の素晴らしさに改めて気づかされました所詮ジュニア新書だと侮ることなかれ。
30年近くも前の時代遅れの本だと見限ることなかれ。
これはかなりの名著です。
やさしいことばで、詩というものの本質をくっきりと浮かび上がらせます。
技術的なことや形式上の問題など難しいことはほとんど扱わずに、茨木さん自身の選んだ詩をひとつひとつ丁寧に紹介していくだけの本なのですが、詩の持つ美しさや力や可能性の深さが自然とそこからあふれ出してきます。
下手な解説書や学術書を読むよりも、はるかに容易にそしてより深く詩の世界を感じることのできる良書だと思います。
また本書の中で挙げられた詩はどれも茨木さんが大切に摘み取った珠玉の作品ばかりなので、これらの詩にいっぺんに触れることができるだけでも、読む価値は十分にあります。
心に響く詩や、何度も口ずさみたい詩がたくさん見つかることでしょう。
こればかりは実際に読んでもらわないと解説のしようがありませんね。
ゆったりと本を読める時間を作って、たっぷり贅沢に本書を味わってもらいたいと思います。詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)