これが私の優しさです―谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)

これが私の優しさです―谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)谷川 俊太郎やさしいか?本当に・・優しいか?
優しさって何でしょうか?言葉の優しさって何でしょう?柔らかい声でしょうか?甘い囁きでしょうか?温かい真実の心でしょうか?そして男の子の優しさって何だろう?谷川俊太郎って本当に男の子です。いつも男の子でいよう。男の子なんだ。そうだ!僕は男の子で一生終わってやる!そんな決意をした詩人です。

男の子には辛い悲しい事が一杯ある。それを詩にして笑ってやる。泣いても涙なんか流さない。悔しくても、苦しくても、ひとりぼっちでもゼッタイ男の子は負けないんだ。「宇宙はどんどん膨らんでゆく。それ故みんなは不安である。二十億光年の孤独に、僕は思わずくしゃみをした。」

我男の子故に我あり。男の子はくしゃみをする孤独である。谷川俊太郎の無垢で光輝く新鮮な言葉と背筋が凍るような純粋さが、この詩集をただの文庫本から空に羽ばたく白い鳩のように高く、海を旅する白い帆を風に靡かせた一人乗りのヨットのように遠く漕ぎ出し、あなたの心に深く静かに、そして鮮やかな記憶と映像を残してくれます。

・∀・)ふんふん
「これが私の優しさです」
・・・・タイトルがいい。
この一節だけで谷川の詩の世界が体感できる。
「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」もおすすめ。

詩の世界への入口
詩の素人の自分が初めて手にした本でした。休暇を取って、山奥の温泉に行った時に読みました。なにもない自然の中での時間を至福なものにしてくれました。
これが私の優しさです―谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)

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