詩のこころを読む

ずっと手元に置いておきたい本ですジュニア用に出版された本ではありますが、詩についてかなり深く
書かれており、内容はとても充実しています。
最初から丁寧に読まずとも、何気なくパラっと開いたページの詩を読んでも、
心に残る詩がとても多く、本のレベルの高さがわかりますね。
茨木さんの解説は読みやすく、ジュニアの方々にも理解しやすいでしょう。
平易に分かりやすく書く、というのは簡単そうで実は難しいことなのです。
茨木さんの愛情を感じる文章です。

私は個人的に、詩と呼べる詩が最近少なくなったように思っていました。
でも、この本の中には本当の詩があります。
読んでいるうちに、眠っていた詩心が揺り動かされるような感覚を
覚えました。

すばらしいのだと思います。アマゾンの書評を読んで、購入しました。しばらく本棚にありましたが、たしかに一気に読む本ではありません。思い出したときにぱらぱらと詩をめくりゆっくり味わう時間(習慣)?がありませんでした。もしかしたら私がまだ人生経験が浅いか、感性が発達していないのかもしれません。老後などにじっくり読んだらきっと感動できるかもしれません。ただ、ジュニア文庫だからといって、簡単な内容ではないことは確かですし、内容のレベルが高いことも確かです。日本人の詩に興味がある方には、ぜひお勧めします。

詩の素晴らしさに改めて気づかされました所詮ジュニア新書だと侮ることなかれ。
30年近くも前の時代遅れの本だと見限ることなかれ。

これはかなりの名著です。
やさしいことばで、詩というものの本質をくっきりと浮かび上がらせます。

技術的なことや形式上の問題など難しいことはほとんど扱わずに、茨木さん自身の選んだ詩をひとつひとつ丁寧に紹介していくだけの本なのですが、詩の持つ美しさや力や可能性の深さが自然とそこからあふれ出してきます。
下手な解説書や学術書を読むよりも、はるかに容易にそしてより深く詩の世界を感じることのできる良書だと思います。

また本書の中で挙げられた詩はどれも茨木さんが大切に摘み取った珠玉の作品ばかりなので、これらの詩にいっぺんに触れることができるだけでも、読む価値は十分にあります。
心に響く詩や、何度も口ずさみたい詩がたくさん見つかることでしょう。

こればかりは実際に読んでもらわないと解説のしようがありませんね。
ゆったりと本を読める時間を作って、たっぷり贅沢に本書を味わってもらいたいと思います。詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)

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