やさしい美術解剖図―人物デッサンの基礎

やさしい美術解剖図―人物デッサンの基礎IBR過度の期待は禁物
・図版の一部に誤りがある

・ボリューム、陰影の付け方が恣意的にすぎる

・全体像のバランスがとれていない(著者の意識は部分に支配されている)

以上の点から手放しでおすすめできません。特に陰影のつけかたがデッサン資料に求められる客観性を著しく阻害しています。アメコミ的な表現にはむきますが、人体の統一性を重視した表現には本書は答えられません。前書きにあるポール・リッシェの図版が美術解剖学に最適だと思いますが、本書の強みは手に入れやすいことでしょう。

しかるに、とりあえずはコレ。

良書
基本的なことは全て載っていて、値段も安いので美術解剖書のなかでは一番の買いです。

描いていて分からない時に開くのではなく、最終的に見なくても描けるように内容を模写して覚えてしまいましょう。

基礎

初心者が人体を学ぶのに最適な書だと言える

整理された線は分かりやすくて模写しやすい

ただ正確な模写がしたい場合や何かの資料として使う場合

描写が正確とは言い難い本書を使うのは不向きである

学生の頃本書を一通り模写したが

大まかに人体の全体像を把握するのに非常に役立った
やさしい美術解剖図―人物デッサンの基礎

—–